PCオンデマンド時代へ･･･

自宅のPCに保存されている音楽や写真を帰省先や旅行先、
出張先からの離れた場所でも自宅のPCで操作できたら・・・。
会社や自宅で複数のPCを使い分けが当たり前である中、
あちらのPCにあるデータがこちらのPCに無い場合など、データ管理が面倒・・・。

これらの問題を解決し、自宅のPC環境を自由に持ち歩くことができる。
いつでも、どこでも遠隔操作できるという「PCオンデマンド」という考え方。

それらを踏まえ、2007年秋にコンセプト発表したNECの『Lui』が
2008年4月15日に正式な製品として発表されました。

と、ここまでだと家庭用のサーバーを立てて、
普通のノートパソコンを利用すれば十分だったりもしますよね。

このLuiのいいところ、実は『PCリモーター』だと思います。
サーバーの画面を転送しているだけなので、高速なCPUも不要でHDDもいりません。
画面に表示されるものはサーバーの画面そのままで、
PCリモーター内には何の情報も保存されませんし、
万が一紛失しても情報を流出するような不安がないのです。
まぁ、なくしちゃったらそれはそれでショックなんですけど。


もし、休暇中に急な仕事が舞い込んできたとしたら、
今までなら対応できずに泣く泣く出社だったんですが、
このLuiがあれば出先でも会社から同僚に資料を家にメールで送ってもらい、
『PCリモーター』でちょちょいと編集。
送り返して作業終了ってな感じで対応可能ですね。
仕事の資料を家庭に持ち込むこと自体問題なんですが･･･(汗
まぁ、それと言わずともちょっと聞きたくなった音楽ファイルの転送しかり。
地デジチューナも対応、もちろん録画中の同時配信もOKなので、
寝室でちょっと寝るまでPCリモーターで確認したりといろいろ重宝しそうです。

『PCリモーター』があればPCの前に張り付かされることもなくていいですね。

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